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June 08, 2006

映画「嫌われ松子の一生」

早朝の米国株安を受けて、日本も爆下げ。
あーーーーもう駄目だぁ~~・・・・。

いよいよ最後のときかと、ここんところ、見てなかった自分のポジション、
時価総額を恐る恐る確認することにした。
前回確認したときよりも、150万円ばかり含み損が増えていた。
でも、思ってたほどじゃない(苦笑)。
見ないでドキドキしてたより、見ちゃったほうが気は楽だな。
まあ、だからって、毎日下がってるのを見てると、毎日鬱になるしでむずかしい。
(本来は、下がり始めたらすぐに売って、気分も株も一旦整理するのが正しい)

普段はEトレードで売買しているが、一部楽天証券も使ってるので、
久々に楽天用のMarketSpeedというツールアプリを起動させようとしたら、
三ヶ月間取引が無かったので使用不可能になっていた。
新規で使うには新規三ヶ月分約6000円払わないといけない……高いよ。
EトレのツールのHYPER E*TRADEは一ヶ月約1000円に対し、
MarketSpeedは、最初のお試し期間から使い続ければ無料で済むので、
多くの個人トレーダーが使用しているのだが、
一度切れちゃうと6000円というのは知らなかった。
まあ、そんな切れ目もいい機会かなと、こっちはこっちで気が楽になる。
(取引自体は、Webページからもできる)

とりあえず、明日は先物の節目なので、
明日の判断で、思い切って損切りに踏み切ることにしよう。

さて、そんな日中、今日は、映画にでも行こうかと時間を調べながら、
夕方は早いのでレイトショーにするかと決めて、あれこれ書類整理。
ちょっと落ち着いた夕方、何となく時計を見て、
「まだ夕方の回に間に合うじゃん?」と、慌てて準備して家を飛び出す。
やっぱり、終わって帰宅するのが24時過ぎのレイトショーよりは、
普通の時間のがいーもんね、どうせ、メンズデーの安い日なんだし。

約40分車を飛ばして予定時間の20分前についてチケット売り場で注文すると、
「21時25分の回ですね?」と確認される。
「え? 19時35分じゃないんですか?」
「いえ、18時45分ですから、もう30分過ぎてますよ」
どこで間違ったんだ……。 
あ、そうだ、もう一本の候補、「間宮兄弟」はどうだ?
「そちらは、開始時間から11分広告がありますが、本編ももう5分過ぎてますね」
ああ、そうですか……ならいいです。

今から見れるのは「ブギーマン」だけだし見る気は無し、
次まで2時間待ちという絶望的な状況。
そーいや、最初に上映時間を確認したとき、
17時過ぎに家を出るのは早いからって諦めたんだよな。
何で都合良く、19時半スタートなんて勘違いしてんだよ……。

早く帰るつもりで家でご飯を炊いたから飯を食うわけにもいかず、
涙目になりつつ、書店をブラブラしたり、
マクドナルドでコーヒーを飲みながら読書したり。
あ、マクドナルドのコーヒーって今100円なのね、こりゃお得だ。

さて、こんな困難を経て見た「嫌われ松子の一生」、060608.gif
想像をはるかに超えた面白さで、どうにか気分も晴れる。
同じ駄目人間ぶりに自分を投影して
癒されるつもりだったのだが、
その不運っぷりは俺をはるかに超えるので、
投影するどころじゃなかった(笑)。
感想は、シネスケ投稿分を下にコピペ。

晩飯、親子丼。

以下、シネスケ欄より転載(一部修正)
「嫌われ松子の一生(2006/日)」★5つ
真面目にふざけてるのか、ふざけて真面目ぶってるのか、実は真面目の照れ隠しでふざけてるのか。いずれにせよ、ふざけてる割にはすっごい真面目に「おかしくも悲しい女の一生」なる見事な娯楽作品を作り上げた監督の体力に脱帽。060608
【review】
前作『下妻物語』も、ストーリー自体は非常に古典的な友情モノだったが、これも、題材自体は昼のメロドラマのような女の苦労話であり、とくに特筆すべきような作品ではない。ところが、ここに、ふざけてるようなポップな映像とギャグをこれでもかと押し詰めているので、老若男女への全方向性をもった娯楽作品に仕上がっている。

しかし、その「ふざけ」加減が、テレビコント風のオチャラケた安っぽさなど微塵も無く、手抜きの無い、豪勢な絵作りと丁寧な演出が施されているので、「ふざけ」部分を見てるだけでも十分満足してしまう。だけどやっぱり、ふざけてばかりなのは飽きてくるものだが、飽き始める頃には怒涛の古典的展開がめまぐるしく訪れるので、一気に作品の世界観に入り込んでしまう。また、それを阻害するような下手な俳優もおらず、誰もが役にはまりきってるのも見ていて心地良い(中谷美紀と柴咲コウの配置なんて絶妙)。

このストーリーを生真面目にATG風に撮ってもつまらなかっただろうし、真面目な起承転結を放棄して「洒落」を気取ったおふざけでもつまらなかっただろう。さらには、二兎を追ったところで、大抵の作品は失敗してる。この作品が見事に成功しているのは、監督の絶対的な技量・体力の圧倒さによるものだろう。作中、風俗業従事のために松子がヒンズースクワットをして体を鍛えたように、監督自身の超人的な力量があったからこそ、妥協を感じさせないこうした豪華な作品を完成することができたのだ。

「ふざけ」の部分は、映画やテレビなど様々な文化とビジュアルをコラージュしつつ、日本独特の漫画風な味付けもされていて、アジア的なれど香港などとも異なる見事なジャパニーズ・ポップとなっている。多少、監督の自己顕示欲のような強いやり過ぎ感もあるが、それはそれで、無駄に機能の多い日本の携帯電話のようなものだろう(笑)。「真面目」の部分は、トラウマを巡る悪循環と解放とが、これまた緻密に描かれていて、主人公の悲喜劇がきちんと理解できるようになっている。そしてこの二つが絶妙に絡み合っているので、心の底から騒いだ後の静寂の中で味わう深い感動が、無重力状態に投げ出されたように突然訪れたりもするのである。

笑って泣いて感動する、娯楽の王道作品。

投稿者 しど : June 8, 2006 06:16 AM

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