« ハラハラ | メイン

March 12, 2007

はい、終わりだよ

朝十時から面接。出てきた社長は、私の履歴書を今初めて見るようで、テーブルにヒジをつきながら、目に付いた部分を質問してくる。私とほとんど変わらない年齢らしいが、態度も体もでかいので迫力がある。履歴書しか見てないので、途中、職務経歴書も提出していることを伝えると、同席した担当者が「あったかな?」などと封筒の中を探す。「あ、ひっかかってた」といって、社長に渡した。

書類、全然見て無いじゃん。つか、担当者、前回は見てただろ!

私は必死に対応してたのだが、あとから考えるとどーでもいーようなはやりとりが一通り続き、社長は担当者に目配せして出て行った。「じゃあ、明日から来て」。合格らしい。早速、ギャラの話と、必要書類を受け取る。あっけなかった。

帰宅車中、嬉しさと後悔とが、胸中を駆け巡る。帰宅してボンヤリしつつ、土曜に一度連絡した会社に、もう一度電話してみる。市内唯一、映像を扱う会社で、Webサイトに「随時募集」とあるので電話したのだが、今日も担当者不在。もういいや。

コタツに横になると、むやみと眠くなる。なんか疲れたな。あっけなく、この生活に終止符が打たれた。

先月、グダグダ相談していたら、「今日、スーツを買ってこいよ」と薦めてくれた友達に、とりあえず連絡。母が死んだ時、はるばる東京から遊びに来てくれた人で、今回も、「これでお母さんも安心してくれるよ」と言ってくれた。考えたら、兄貴もこういうことは言ってくれなかったな。

あちこちメールしたり、メッセしたり、いろいろ。

そして最後の惰眠をむさぼる。


という訳で、もう、スイスイできないし、漂流も終わるので、この日記、今日で終わります。
2000年11月06日に始めた頃は、まだ新潟に住んでた。
2004年10月01日からこのブログになった。
そして、ほとんど毎日、欠かすことなく、書き続けてきた。
特にブログは、私の、ぼんやりとしたスイスイ時代のダラダラした記録だ。
貴重ではあるが、価値は無い。
でも、いろんな思いが凝縮した期間。
「憧れ」の残像だけを頼りに、生きながらえた、無職30代男の情け無い人生の一部。

ずっと「憧れ」だけを夢に託して生きてきたように思う。
「好き」でも「命を捧げる」でもなく、「憧れ」だ。
だから、真剣でなく常に逃げ腰で、
どこにいても辛いことがあれば「合わないんだ」と納得して去った。

最後に残った居場所は、日当たりゼロの、ボロ家のコタツの中。
胎内回帰のように、コタツの中に丸まって過ごしてきた。

そろそろ暖かくなったから、コタツから出なきゃいけなかっただけかもしれない。
コタツにもぐってるだけじゃ、誰も遊んでくれないし。

いろんなことが終わった。

堕ち続けてた挙句、ようやく、底にたどり着いた、そんな気もする。


070312.jpg

投稿者 しど : March 12, 2007 10:27 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sid.just-size.net/mt/mt-tb.cgi/748

コメント

コメントしてください




保存しますか?